昔、オーディオに凝っていたことがあり随分とお金と時間を注ぎ込んでいた。
しかし、ここ10年近くはアンプに火を入れることもほとんどなかったのですが、
連休の時間をもてあました私は思い出したように真空管アンプに火を灯した。
ボーカルが好きで、肉声の響きを追い求めて多くのアンプやスピーカーをとっかえひっかえした結果、
たどり着いたのがこの真空管アンプ。
目の前で歌っているような錯覚を覚えるほど生々しい声を聞かせてくれる。
真空管の柔らかい光を見つめながらジャズ・ボーカルに聞き入るのは忘れていた楽しさ。